沈船に潜った2日前のこと…
この日一緒に潜ったのは…
シンガポール人の男性ダイバー2人と女性ダイバー1人
彼女もひとり参加で
なんだか~いろいろ~持ち込んでいる~
ライト
小型タンク…
しかも…ホース付き
フツー…ホースは、
レギュレーター
オクトパス
ゲージ

BCジャケット2本 5本のホース持参で潜るのだけど
彼女の場合
+ライト🔦&小型タンク
つまり…彼女の体のまわりは7本のホースがくっついていた
途中…
彼女の様子がヘンなのに気づいた
OKサインを出してみる…

OKサインがもどってこない…

もう一回OKサインを出してみる…

目がウルウル…

ようやく…わかった
体が動かないようで…
珊瑚にロープがからまって動けない様子
あまりにいろんなものが彼女の体のまわりにあったので
私はひと目では気づけなかった…
珊瑚にからまったホースを外してあげると
彼女はようやく自由になった
教科書通り
(笑)
昔のダイビングのテキストに書いてあったけれど…
レスキューだかダイブマスターだかのテキストに
絡まったトラブル・ダイバーに遭遇したときの救助の仕方
って…
ソンナ…救助ナンテ
…自力で脱出できるだろ
テキストを読んだときはそう突っ込んだけれど
…実際私はしょっちゅう絡まっているので(笑)
実際に…ファンダイビングで起こるトラブルなのね~
(講習中ならよくあるけど…)
…そのころになって
…ようやくガイドが私たちの異変に気づき
…遠くのほうから
OK
気づくの遅いんだよ
ソコからじゃ助けられないでしょ
スタッフは君だからねぇ~(笑)
でも…いろいろ水中に持ち込むのは
危険
ですね~
この彼女・・・
浮上の時も
安全停止の仕方が変
みんなといっしょに浮上しない
減圧停止サインが出ているのかと思って
彼女のコンピュータを見ると
そうではない…という
あとで聞くと…
10mで3分
8mで1分…
みたいなことを言う
(小型タンクのエアの関係かな?)
私の日本製の安全すぎる(笑)ダイコンは
水深20mとか15mあたりで3m10分なんて停止サインが出たりする
※ダイコン=ダイビングコンピューターの略(笑)
そういうときは…
早めに水深10mくらいにもどってフラフラしていると
いつの間にか消えている
ダイコンの指示通り…水深3mで10分も停止していると
みんなと一緒に浮上できない
ダイコンを購入したダイビングショップのスタッフに
安全すぎてイライラする
と愚痴ると
最近のはもっと厳しいデス
と言われてしまった(笑)
ダイコンを買い替えるとさらにイライラしそう(笑)…なので
今の古~いダイコンを、大切に使おうと思っている
(2008年購入)
ダイビングで注意が必要なのは
潜行の時と浮上の時
危険なのは
浮上の時に
自分のグループと別行動すること
場所や水深によって潮の流れが違うので
グループと離れていると
自分だけ流されることがある
流される…といっても遭難するような流され方ではなく…
水面の浮上の場所が
他のメンバーから少し離れている…という程度
人が集まっているとボートも気づいて避けてくれるけれど
ひとりだけだとダイバーに気づかず…ボートが通ることがある
特に混雑している海ではダイビングボートが多いので
ボートへの注意に、一番気を遣う
実は今回も
他所のダイビングボートが
フロートが2本も立っているのに気づかず…近づいていった
私たちのボートのスタッフが気づいて
大声で怒鳴った
水中のダイバー
特にフロートをつかんでいたガイドは怖かったろうな~と思った
あのオレンジ色のフロート2本でも気づいてもらえないくらいだから
人ひとりの黒い頭は
まず気づいてもらえない
私は浮上の時は…
ガイドにピタリ寄り添うことにしている(笑)
寄り添えないときは…
ガイドが浮上した場所まで水中移動して
ガイドのすぐそばで浮上する(笑)
ガイドに安全確認してもらってから浮上する
安全確認
…ガイドのお仕事ですもん(笑)
というように…
ダイビングで事故が起こりやすいのは…潜行と浮上の時
ブログ:潜行の時のトラブル
特に浮上時は
ダイビング後の…ホッしたのと興奮とで気持ちが緩んでいるので
注意しなければいけない
十分気をつけなければならないのです
彼女の今後のダイビングが
ちょっぴり心配だったのでした
(ヨケーナお世話(笑)…)