潜水病のことを知った本の思い出
- 2020/07/20
- 00:05
子供の頃の愛読書に~📚~
世界の不思議な話❓
みたいな~タイトルの本がありました
短編の実話が
10話くらい

例えば…

=昔から船や飛行機が消えてしまうという伝説のある海域=

などなど~
その中の最後のほうに…
日本人の話~もありました
それは…
日本人がどこかに移住していた
その場所には…
なんか
高価なもの
~を海から採取する仕事があり


ものすごくお金になる仕事だった
ところが…
その、たくさんの日本人が移住して栄えた町が
あっという間に消滅した~という内容でした
なぜ~
とても栄えた町が消滅したかというと…
剛健な海の男たちが~
さっきまで元気に海に潜っていた男たちが~
海から戻ってくるなり
バタリと倒れ
口から泡を出して死んでいった
あっという間に大半の人が亡くなり…
生き残った人も
その町を離れ…
…ということで
日本人町は消滅した…
という話でした
たしか~最後のほうに~
潜水病…と恐れられるようになった
という内容の~一文があったように覚えています
。。。。。
大人になって…
ダイビングの講習をうけて…
アノ本の潜水病は~
減圧症だった💡
ということに気づきました
アノ本
とっておけばよかった~

今になって~
もう一度読みたい
そう思うのですが~
かなり前に捨ててしまいました
今回~気になったので~
ネットで調べてみました
すると…
それらしき~町が
ヒットしました
ネットって…本当に
アリガタイ

です
長年~
気になっていたコト~
知りたかったコト~
でも~調べる手段がみつからない
そんなコトでも
記憶にある~かすかな言葉をいくつか入力すると~
関連記事がヒットして~
知りたかったコトが~現れます
長年の疑問を解くことができます
本当に
アリガタイ技術の進歩です
。。。。。
子供の頃の愛読書
世界の不思議な話❓の話は~
おそらく~

オーストラリア
ブルーム
の話ではないか❓と思われます
1880年代の話のようです
今から~100年以上前のことです
仕事は…
真珠採取💍
2000人を超える~日本の潜水作業員が
移住したようです
和歌山・長崎・鹿児島
などから~
潜水病の正しい知識が
まだ十分に知られていなかった頃のことです
毎日
~

何回も
~


可能な限り潜り続け

~



真珠の採取を行っていたようです
こんな~無謀な潜り方をしたなら~
体内にドッサリ.。o○バブル.。o○がたまって
重度の減圧症になるでしょう…
減圧症は…
外からはわからない~
それに
当時は~原因のわからない症状ですから~
治療法もなかったことでしょう
それで・・・
1000人以上
の潜水作業員が命を落としたようです

実際…ブルームには
おびただしい数の日本人墓地があり~
その数…
707基~

919名のお墓~

だそうです
でも…
この墓地は荒廃していて
1983年に修復された
ということですから~
おそらく
もっと多くのお墓があったのかも

行方不明の方もいらっしゃるようなので
本当に~半数以上の潜水作業員が
亡くなったようです~

~



なんだか~
~

トンデモナイ~
~

死者数

です








私が…
はじめてオーストラリアに行ったのが
1993年
レスキューの講習でした
翌1994年には
ダイブマスター(プロ資格)の講習を受けに行きました
お墓の~修復は…
そのわずか10年前の出来事だったのですね~
オーストラリアは…
けっこう馴染みのある国なのに~
今まで知らなかったのは~
迂闊~
~
~



でした
ブログ:レスキュー講習の思い出
。。。。。
現在の~リクリエーション・ダイバーは…
アメリカ海軍が開発したダイブテーブルを使い
減圧不要限界を計算して~
(実際は~たいていは~コンピュータが計算してくれますが~)
減圧症のリスクを避けて
ダイビングを楽しむことができるようになりました
しかし

自分で自己管理して潜らなければ
リスクは避けられません
私は…
前回のブログの~与那国の体験だけでなく
奄美大島に行ったときも
減圧症のリスクを無視して潜っているダイバーを
見かけました
それは…
10月の3連休のダイビング旅行でした
私は…
到着した日=1日目に1本
2日目に3本
潜り~
3日目は飛行機で帰る🛫~ので潜りませんでした
ところが

3日目…
フライトまでの時間~ホテルをぶらぶらしていると~
前日に一緒に潜った大阪からのグループが
ダイビングから戻ってきました~

ビックリして
今日帰らないんですか~❓
と訊ねると…
ここまで来て~🛫~
2日しか潜らず
3日目潜らずに帰ることなんかできませんよ~
たしかに~そうです
3日目~フライトまでに時間があるのですから
時間的には~潜れます
そして
気持ちとしては~潜りたいです
潜りたい
と言えば~
ショップは~そのほうが儲かりますから
ダメです
とは言いません
だから…
自分で判断して
減圧症にならないように
自分で



自己管理しなくてはならないのです
無謀なダイビングをして
事故が起きると~
ダイビングは危険な
スポーツだ




そう~言われるのが~
悲しいです
。。。。。
自戒の念もこめて~
和歌山に行ってみたくなりました
潜水のメッカの地へ~
ブルームに移住して犠牲になった~潜水作業員に
和歌山の~捕鯨の町=太地町の人も多かったようです
過去の多くの犠牲があって
現在の
リクレーション・ダイビングが楽しめる
そのことに感謝したい

と思いました
=関連記事=
ブログ:沖縄のダイビング事故の思い出
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