第6課で「観光日本語」の上巻が終わりました。
次回からは、「下巻」です。
この教科書を作り始めたのは、まだ日本にいる時でした。
だから、学生のこともまだわからずに作りました。
作り始めた時は、1日1課、勉強するつもりで作りました。
授業は全部で16回
中間テストと期末テストで2回
それぞれのテストの前に復習及び予備時間で2回
4回分は授業しないとして、12課作るつもりでした。
でも、教えながら、訂正したいところが出てくるだろうと思ったので、半分の6課分だけ印刷製本し、残り半分は訂正を加えてあとから渡す予定でした。
ところが、1日1課のつもりが、1課終わるのに2日かかりました。
つめこんでも仕方ないので、最初はのんびり進みました。
で、
3か月(4分の3)かかって、上巻が終わりました。
下巻は、残りの授業数を計算して作りました。
上下巻ができあがったので、下巻には目次もつけました。
本当は「ワット・ポー」観光と「両替」も作っていたのですが、カットしました。
でも、「おみやげ」と「トラブル」と「お見送り」は外せません。
3つの課を勉強できるように、少し授業のペースを速めました。
学生も慣れてきたので、3日に2課進みました。
ということは、テストは2週間に1回だったのが、先週、今週続けてテストがある週もありました。
下巻を配った時、「目次」の説明をしました。
この観光日本語の勉強は
日本人がタイに旅行に来てから帰るまでの話です。
まず、日本からタイの空港に着きます。
「第1課、お迎え」に行きます。
空港からホテルまで行くバスの中で
「第2課、タイの紹介」をします。
「第3課、ホテル」に着きました。
ホテルの説明です。
ホテルに寝ます。
次の日です。
「第4課、今日の予定」を言います。
「第5課、ワット・アルン」を観光します。
「第6課、レストラン」でごはんを食べます。
「第7課、おみやげ」を買います。
「第8課、トラブル」が起こりました。
そして日本人は日本へ帰ります。
空港に行きます。
「さようなら、また来てね~」と
「第9課、お見送り」です。
ちょっと自慢の「目次」です!(^^)!
見てください。
目次の下のタイ語(●^o^●)
もちろん!自分で作りました。
わたしのパソコン「acer」にはタイ語が入っていることがわかり、うってみました。
少し右寄りの上にある「○にしっぽがついているような記号」はあとから打った「a」にあたる文字です。
パソコンの文字を作成するにあたって、日本語やタイ語は研究者泣かせの文字だというのを聞いたことがあります。
日本語は曲線が多いので難しいことは想像できたのですが、タイ語はその時はよくわかりませんでした。
しかし、入力してみてわかりました。
タイ文字のパソコン入力、スゴイ!!です。
タイ語にはあとづけの文字がたくさんあります。
例えば日本語を書くときは「が」の「゛」や「ぱ」の「。」はあとから書きます。
でもパソコンでは「pa」で「ぱ」が一気に入力されます。
でも、タイ語はあとからくっつくのです。
例えばタイ語では「ka」「ki」「ku」「ke」「ko」の
「a」や「i」は日本語の「か」の「゛」のようにあとからつける小さい文字なのですが、これが、パソコン入力の時もあとからくっつけるのです。
ちょうど、「算」の漢字を入力するとき
最初「目」だけを入力し
あとから他のキーを押すと上に「艹」が付き
また別のキーを押すと、
下に「艹」がついて文字が完成するかんじです。
しかも、タイ語は曲線が多い・・というより文字に「。」がついているのですから・・
タイ文字のパソコンを作成した人は「ナニジン」でしょう?
タイ人だったら、
タイ人ものすごく頭イイです。
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