深川から浅草までの船の旅
- 2012/09/15
- 11:47
松尾芭蕉は
奥の細道の旅へ
深川から出発しました。。。
弥生も末の七日(奥の細道:原文)
(訳)旧暦の3月27日
今でいうと5月16日の明け方に・・・
杉風さんの別荘=採荼庵
を出発しました
むつまじき限りは宵よりつどひて
舟に乗りて送る(奥の細道:原文)
(訳)親しい人々が前の晩から集まってきて船で送ってくれました
深川から船で出発したのです
千住といふ所にて船を上がれば
前途三千里の思ひ胸にふさがりて
幻の巷に涙をそそぐ((奥の細道:原文)
(訳)深川から船に乗った松尾芭蕉ご一行は
千住というところで船を下りました。
見送りの人たちとは、ここでお別れです
これから先の
長い長い、苦しいであろう旅路を思って
今日の別れに
涙が出てとまりませんでした
行く春や鳥啼き魚の目は涙(奥の細道:俳句)
(訳)ここで別れの一句
過ぎゆく春を惜しんで
鳥だって啼いてるし
魚だって目に涙を浮かべているよ
。。。ホントは過ぎ行く春を嘆いているのではなくて
別れを悲しんでいるのよ。。。
。。。ホントは鳥や魚が泣いているのではなくて
・・・・・
松尾芭蕉は
奥の細道の旅へ
深川から
船に乗って出発しました
私も
松尾芭蕉のように
私は
「奥の細道」の気分を味わいたくて
隅田川の船を調べてみました
東京都公園協会が運営する
千住までの定期便はないようなので
深川の近場で
越中島から船に乗ろうと思いました
船を下りた後は
芭蕉が船を下りた千住大橋まで電車で行くつもりです
(ホントは歩いたほうが「奥の細道」っぽいけれど。。。)
下船のあとで電車に乗るのなら
浅草で船を下りたほうが便利だけど
少しでも長く船に乗りたい ので
桜橋まで乗ることにしました
(運賃は600円)
で
「越中島から船に乗りたいんですけど、いきなり行って乗れますか?」
「いきなり・・・なんです。予約はないのでいきなりでしか乗れません」
越中島と桜橋で乗り降りできる便は
第2便(越中島14時40分)だけなので
その船にあわせて家を出発することにしました
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