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ラオスの旅の思い出の話(フエサイ→ルアンプラバン)

先日、
今度ラオスに赴任する
という方から
コメントが届いていました


ラオスに行ったこと、あります
2004年の8月下旬~9月です
この旅は・・
なんて言ったらいいか・・
江戸時代か室町時代に
ワープ?いやタイムスリップでもしたような
とにかくまったく現代的ではない
不思議な旅でした



旅行の計画は・・
タイ北部のチェンマイからチャンラーイにバスで行き
チェンラーイでバスを乗り換えてチェンコーンに行き
チャンコーンからラオスに入国する
予定でした
やたらと「チェン」が出てくるタイ北部の地名には
旅行計画を立てる時、泣かされました

ところが
チェンマイに着き
チェンマイの街をウロウロしていた時のことです
旅行会社のポスターを発見しました
「チェンマイ→ルアンプラバン B1250」
???
最初、見た時
理解できませんでした

実は
ルアンプラバンとはラオスの古都で
私がこの旅行で行くつもりの街だったのです
でもラオスの情報がよくわかりません
だからまず、ラオスに渡ってから
ルアンプラバンへの行き方を探そうと思っていました

最初、チェンマイの旅行会社のポスターを見ながら
私は、通り過ぎました
でも
気になります

引き返しました
ポスターを見ました
どうみても
「ルアンプラバン」と書いてあるように思える・・
どういうこと?

旅行会社に入ってみました

聞いてみました
「ルアンプラバンってラオスのルアンプラバン?」
そうだ、と言います

イエスと言われても・・
どうやって行くの?
タイとラオスの間にはメコン川があります
国境です
国境を越えるツアー?
メコン川を渡ってラオスに着くと
ラオス側はジャングルです
「どうやってルアンプラバンまで行くの?」

わかりました
チェンマイからチェンコーンまで
旅行会社のミニバスがあるのです。
まずそれに乗ってチェンマイを出発します
2~3時間くらいでチェンコーンに到着するそうです
で、その日は
チャンコーンで一泊します
次の日、メコン川を渡ってラオスのフエサイに入り
ラオス側から、メコン川のボートに乗ります
で、ボートで
2日かけてルアンプラバンまで行くのです
料金は
チェンマイからチャンコーンまでのミニバス
チェンコーンのゲストハウス(夕食・朝食付き)
ラオスのフエサイからルアンプラバンまでの2日間のボート
これだけ全部で1250バーツです

私は迷わず予約しました

でも、
こんなに便利に
ラオスに行ってもいいのだろうか・・
なんて思いました
ラオスってすごく神秘の国
と思っていましたから・・

次の日
ゲストハウスに旅行会社の迎えの車が来ました
車はゲストハウスやホテルを何軒もまわり
ミニバスはお客でいっぱいになりました
お客でいっぱいになったミニバスは
ものすごいスピードで
チャンコーンまで走りました

チェンコーンでは
みんな同じゲストハウスに泊まりました
メコン川沿いのゲストハウスで
ラオスへ向かうボートがよく見えました
とても旅情をかきたてられる、ロケーションでした
みんな、メコン川が見えるところに座って
ラオス行きのボートを
ラオスの川岸を
いつまでも眺めていました

翌朝、迎えの車が来て
ラオスへの、渡し船乗り場まで
送ってくれました
私はゲストハウスが作ってくれたランチを持って
出発しました

渡し船の料金は自分で払いました
たしか10バーツくらいでした
外国旅行が10バーツ!!
10分くらいで対岸のフエサイにつき
タイ出国とラオス入国しました

そこからが・・・
やっぱり
ラオスでした

誰も案内をしてくれません
ボートはどこ?

でもキョロキョロしていると
なんとなく目があったラオス人が
指さしてくれます
外国人の行動は決まっているので
ルアンプラバン行きのボート乗り場を
教えてくれているようです

指さす方向に歩いて行くと
ボート乗り場に着きました

実はここからは
私ひとりになりました

ルアンプラバン行きのボートは
2種類ありました
スピードボートと
スローボートです
スピードボートは1日でルアンプラバンまで着きます
スローボートは2日かかります。
だから途中の街で1泊します
チェンマイから一緒だった人は
フエサイで1泊する人
スピードボートでルアンプラバンに行く人
そして
スローボートでルアンプラバンに行く人に分かれました

スローボートに乗るのは
私ひとりでした

スローボートに乗ると
外国人ばっかりです
二人掛けのベンチが2列並ぶ
なかなかゆったりとしたボートでした
私は二人掛けのベンチに
ひとりで座りました
これから2日間のボートの旅が始まりました

この旅が
なかなか良かったのです・・
何がある・・
というのではありません
というより
何もない??のです

ボートが出発してしばらくすると
家、建物
何にも見えなくなりました
見えるのは
ジャングルです
川の両岸、うっそうと茂るジャングルです
まったく人の手が入ってないことがわかります
人工のもの、ひとの気配
何にもありません
その景色が
何時間も続きました
何時間も、です・・

何時間も過ぎて
なんとなくおかしい・・と思いました
10時ごろ出発して1時をすぎても
だれも
何も食べないのです
いつもガツガツ食べる白人が、です
へんだな・・と思いながら
私は、ゲストハウスが用意してくれたランチを
食べ始めました

3時くらいでしょうか
それまでジャングルしか見えなかった川岸に
何か、見えます
長机です
入学式の受付とか
お祭りの景品を渡す場所とかに使うような
3人か4人掛けの
足が折りたためるタイプの
長机です
その上に
ポテトチップ
ジュース
などが、バラ・バラ・とおいてあります
どうやら、売り物のようです
ここは、ボート版ドライブインのようです

ずっと走り続けたボートが
長机の近くに停まりました
白人たちが
競って下船しました
なにしに下りるの?
何か面白いものでもあるのかしら?
と思って見ていると
ポテトチップを買っています

ようやく、私は気がつきました
ランチを持って乗船していたのは
私だけだったのです
だれも何も食べなかったはずです
食べるものがなかったのです
私は、予約した旅行会社で言われました
ランチをゲストハウスで作ってもらうといいですよ
別料金ですが、作ってくれます

私は、近くに座っていたドイツ人に聞きました
なんで、ランチを持ってこなかったのかと
彼は、知らなかった、言いました
こんなに何にもないところだと
食べ物が手に入らないところだと
知らなかった、と
旅行会社からは、ランチのアドバイスがなかったようです

ボートが出発し
簡易ドライブインが見えなくなると
また
ジャングルばかりです
人どころか動物の気配すらしません

なんだか
漂流しているようなかんじです
15少年漂流記のような・・

次に、人が作ったものが見えた時
そこは
今日宿泊する村(?)でした
もう、5時を過ぎていました

下船して
今夜泊まる場所を探さなければなりません
ボートを降りると
舗装されていない坂道がありました
その道が村のメインロードのようです

けっこう急な坂道を
荷物を持って歩きました
当然、車なんてありません
泊まるところがないと恐いので
気持ちは焦りました
とにかくボート乗り場の近場で
どんなところでもいいから
部屋が空いていてほしい
祈るような気持ちで歩きました

でも・・
どこがゲストハウスかわかりません
HOTEL
なんて英語は書いてありませんから・・

キョロキョロしていると
ここでも手招きがありました
どうやらゲストハウスのようです
でも
「いくら?」というラオス語はわかりません
言葉は通じません

本当に・・
漂流して・・
知らない国に漂着した気分です

戸惑っていると
お金を見せられました
タイバーツです
タイバーツが使えるようです
人差し指を1本、立てます
10バーツ?いくらナンでも・・100バーツかな?
100バーツを出すと
うなずきました

部屋の鍵を渡してくれました

今夜泊まる部屋が見つかり
ホッとしたところで
今度は食べ物探しです
ランチを食べたきり
何も食べていません
食べ物、食べ物・・
食べ物を探しました
食べ物は簡単に見つかりました
これもタイバーツで払えました
おなかを満たし
あとは寝る準備です
電気はあてになりません
いつ消えるかわかりません
とにかく
早く寝る支度をして
蚊取り線香をたいて
トイレに行って
(夜は行きたくないトイレです)
ベッドにはいらなくては・・
明日、すぐに出かけられるように準備して
リュックを手元に置いて
・・眠りました

翌朝
昨日のボートに乗船したときは
ホッとしました
この日の船旅も
昨日と同じでした
でもみんな昨日に懲りて
いろんな食べ物を持ち込んでいました

今日は少し慣れて
昨日より不安も減りました
4時くらいに
目的地、ルアンプラバンに到着しました

ルアンプラバンで偶然
チェンコーンまで一緒だった日本人に会いました
彼はスピードボートに乗りました

スピードボートはどうだったかと
聞きました

スピードボートは
大変だったようです
とても怖かったそうです
とても座っていられる状態ではないようです
ずーっと中腰だったそうです
1日とは言え、何時間も、です
足、腰、腕・・
体のいたるところが痛くなったそうです
スピードボートは人には勧められない
と言いました

よく無事だった・・
よく岩などにぶつからなかった・・
よくひっくりかえらなかった・・
ひっくりかえって投げ出されたら大けがどころか命も・・
と、彼は言いました

私のほうのスローボートは・・
のんびりジャングルを眺められました
2日間
ボーとしていました
何にもない景色を
ただ眺めるだけ・・
どこまであるの?
このジャングル・・
乗客もほとんどしゃべりませんでした
普段、なかなか味わえない時間でした
とても印象に残る船旅でした

「ラオスの旅の思い出の話(ルアンプラバン→ビエンチャン)」に続く
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コメント

No title

その通り?2~3時間では着かなかったと思います(笑) でも、速かったです。12人乗りくらいのバンで、かなりスピードを出していました。乗客はヒヤヒヤもんでした。
朝、10時?にゲストハウスにピックアップで、それから1時間くらいかけて10軒くらいのゲストハウスをまわって、それからようやチェンマイ出発でした。途中食事休憩があって、3時くらいにはチェンコンのゲストハウスに到着したように思います。。チェンマイ→チェンコン3時間は、まんざらウソではなかったかも?…と思ったのを覚えています(笑)
普通のバスで行くと7~8時間はかかると思います。

旅行会社は覚えていません。でも、チェンマイのツアーデスクのあるゲストハウスならどこでも扱っています。もし、なくてもチェンマイには旅行会社がたくさんありますからすぐ見つかります。先日泊まったゲストハウスでも扱っていました。
LAOS B1680 とか LuangPrabang B1980 とかの張り紙があるところを目指すといいですよ。(注:値段はテキトーな数字です)

No title

ガイドブック等にチェンマイからチェンコンまで6~8時間くらいと書いてあるのですが、2~3時間くらいで着いてしまうのですか?
もしよろしければ、チェンマイの旅行会社の名前などまだお持ちでしたら教えて頂けませんでしょうか。

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