≪挿絵≫のように「時計台が見える三四郎池」に行ってみた:「宇太郎」文学散歩㊿
- 2022/09/10
- 00:05
野田宇太郎の『新東京文学散歩』を
読みながら~📖~
後追い「東京文学散歩」をしているうちに~
~

小郡の「野田宇太郎-文学資料館」に
行きたくなりました
『新東京文学散歩』が最初に掲載された
『日本読書新聞』が見たかったのです
――ブログ――
『日本読書新聞』
野田宇太郎-文学資料館 蔵
撮影:2022年5月29日
野田宇太郎が
スクラップにしていたもののようです
本物の新聞を見て…👀…
驚きました😲
新聞の段階で
すでに
≪挿絵≫がありました
『日本読書新聞』
野田宇太郎-文学資料館 蔵
撮影:2022年5月29日
漱石「三四郎」の池…は
ココ👆にありました
漱石「三四郎」の池
『日本読書新聞』
野田宇太郎-文学資料館 蔵
撮影:2022年5月29日
漱石「三四郎」の池 ≪挿絵≫
『日本読書新聞』
野田宇太郎-文学資料館 蔵
撮影:2022年5月29日
引用:『新東京文学散歩』野田宇太郎
≪挿絵≫
織田一磨・筆
コチラは…
私が持っている
講談社文芸文庫の電子書籍(2015年)
の≪挿絵≫です
『日本読書新聞』の≪挿絵≫と
同じです😲
引用:『新東京文学散歩』野田宇太郎
講談社文芸文庫
電子書籍
2015年
―――底本―――
1979年『野田宇太郎文学散歩 別巻1 「新東京文学散歩 上」』
(文一総合出版)第一刷
私は…てっきり
多くの≪挿絵≫は
単行本になるときに
挿入されたのだと思っていました
しかし
新聞の段階で…
すでに
≪挿絵≫はありました
そして…
「野田宇太郎-文学資料館」では
≪挿絵≫の原画を見せてもらうことができました
≪挿絵≫も素敵

そう…思ってはいました
しかし…ですね…
≪挿絵≫の原画を見たら
私は…
キョーレツに
惹きつけられました
で…
東京に戻ってから
≪挿絵≫と現在の姿を
比べてみたくなりました
撮影:2022年8月28日
東京大学安田講堂です
撮影:2022年8月28日
三四郎池は…コチラ👉です
野田宇太郎の『新東京文学散歩』では…
三四郎池から…時計台が見える…ようです👇
見晴台の前は険しい断崖である。
下の方に池が古さびた水を湛えて冬の光りに鈍く光りながら拡がっている。
その樹立の上に、
安田講堂の赤黒い煉瓦の時計台がぬっと聳えている
撮影:2022年8月28日
三四郎池は
コチラ方向なので⇨
三四郎池から見える時計は…
コチラ側だ…と思われます
撮影:2022年8月28日
おそらく~🤔~三四郎池からは
この時計⇦が見えている…

撮影:2022年8月28日
実は…
三四郎池から
時計台が見える場所を探したのですが…
なかなかみつかりませんでした😢
宇太郎の『新東京文学散歩』の頃から
すでに年月が経っているので…
ソーイウ場所はなくなってしまったのか

木々が生い茂って見えなくなったのか

そんなふーに考えて…
あきらめかけていました
撮影:2022年5月8日
えっ
…えっ
😲



時計台が…見える…

撮影:2022年5月8日
三四郎池から
≪挿絵≫のように
時計台が見えた時は…
心が躍りました

撮影:2022年5月8日
小郡に行く前の…撮影です📷
撮影:2022年8月28日
コチラは…
≪挿絵≫の原画を見たあとの
撮影です=📷=
『日本読書新聞』の≪挿絵≫
≪挿絵≫
織田一磨・筆
撮影:2022年8月28日
≪挿絵≫と同じような構図での
撮影を試みたのですが…
コレは無理でした
それこそ
木々が生い茂って…😅
宇太郎のように
12月頃の
東京文学散歩だったら…
ひょっとしたら
撮れるかもしれない~
~(笑)

撮影:2022年8月28日
この日は…
雨模様の日だったので…
時計台もかすんでいました
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