「平知盛」の壇之浦の最期に思いを馳せる=「平家物語」文学散歩⑧
- 2022/07/08
- 00:05
源氏系図
源義経は…
源平合戦で勝利し…鎌倉幕府を開いた
源頼朝の弟
そして…
平泉の…奥州・藤原氏と深い関係のある
源義家の
孫の孫にあたる
――源義家のブログ――
九州・佐賀と奥州・平泉の『八幡太郎・義家』つながり - のりちゃん旅をする
平知盛は…
平清盛の息子
「平家物語」では
かなりの人格者として描かれている
平知盛の像 撮影:2022年6月1日
戦いの勝負が見えたトキ
それでも戦って敵を殺そうとする…教経…に対して
「いたう罪なつくり給ひそ、
さりとてよきかたきか
〈現代語訳〉
「あまりに罪をつくりなさるな。
討ったところで、それほどよい敵でもあるまいに」
平家物語⑾p172~P179
知盛の…
この期に及んでの…罪つくりな無駄な殺生を戒める
そんな…知盛のことば…が
『平家物語』には描かれている
平家系図
(黄色は、このブログで話題にした人物)
『平家物語』冒頭部
「一の谷の戦い」(須磨)
「屋島の戦い」(香川県高松市)と
源義経ひきいる源氏方が
勝ち進み
平家は「壇の浦の戦い」で滅亡する
「壇の浦の戦い」・クライマックス場面では…
平家方が
次のような言葉とともに
自害する
時子(二位の尼)が、幼い安徳天皇に言う
「浪の下にも都さぶらふぞ」
訳:波の下にも都がございます
教経
「いざうれ、さらばおのれら死途の旅の山のともせよ」
訳:死出の旅の供をせよ
知盛
「見るべき程の事は見つ。いまは自害せん」
訳:見るべきほどのことはみな見届けた
今は自害しよう
次は…
知盛…自害の場面です
ちょっと
😢です
平家物語⑾p178
平家物語⑾p178P179
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