夏目漱石の『三四郎』の「ふたりっきりで話した池の場所」はどこ❓:「宇太郎」文学散歩㊼
- 2022/05/27
- 00:05

そのときの
情景はこんなかんじ👇
『三四郎』引用p151~p152
著者:夏目漱石
発行所:講談社(講談社文庫)
ふたりっきりになる…といっても
積極的に
例えば~
三四郎が仕組んで
ふたりっきりになった…ノデハナク
遺るというより、遺されたかたちというかんじの…
消極的な…ふたりっきり…なのである
この…ふたりっきりの場所は…どこか❓
「池」は広い
「池」のドノヘンの場所か…❔
『三四郎』引用p152
著者:夏目漱石
発行所:講談社(講談社文庫)
三四郎はまた石に腰を掛けた
「池」の…ふたりっきりの場所は…
腰掛けることができる…ベンチがある場所だと思った
実は
⇩ココにベンチがある
私は最初…
「池」の場面で
ふたりっきりになったのは
『コノアタリ』ダロー
と想像していた
私は最初…
「池」の場面で
ふたりっきりになったのは
この…ベンチA
そう…考えた
ふたりっきりの…ふたりの間に
こんな会話がある
「あすこですね。あなたがあの看護婦と一所に団扇を持って立っていたのは」
二人のいる所は高く池の中に突き出している。この丘とはまるで縁のない小山が一段低く、右側を走っている。大きな松と御殿の一角と、運動会の幕の一部と、なだらかな芝生が見える。
『三四郎』引用p152~p153
著者:夏目漱石
発行所:講談社(講談社文庫)
「あすこですね。あなたがあの看護婦と一所に団扇を持って立っていたのは」
こう~あるから
ハジメテ美禰子を見た場所
と
ふたりっきりになった場所
は
近い場所だ…と思った
私は…
三四郎が
ハジメテ美禰子を見た場所は
アノヘン👇だと…思っていた
イメージ写真
あんな所に跼がんで入らしった
こう~美禰子が言うように
三四郎は
池のそばにしゃがんでいた
イメージ写真
「あすこですね。あなたがあの看護婦と一所に団扇を持って立っていたのは」
美禰子が立っていた場所は…
アノヘン👆ではないか❓
そう~私は思っていた
しかしーーー🤔ーーー
何度も三四郎池を訪れているうちに
コノヘン👇かもしれない
とも~思うようになった
この…ベンチBは
ベンチA…の対岸にある
ところがっ
野田宇太郎の『新東京文学散歩』を読むとーーー😲
引用:『新東京文学散歩』野田宇太郎
「三四郎」▭「三四郎」引用部分
『新東京文学散歩』読んで
ショックだった
自分の読解力の無さに
自己嫌悪…だった
与次郎の
ことばが
与次郎が三四郎に言った
「馬鹿々々」
自分に言われているような気がした
『三四郎』引用p41~p42
著者:夏目漱石
発行所:講談社(講談社文庫)
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