図書室の机のような石のテーブルで読書する幸せ:「宇太郎」文学散歩㊹
- 2022/05/16
- 00:05
東京23区の一角に…
大学の構内に…
コンナ空間があることに驚いた
令和のいま…在ることに驚いた
野田宇太郎が…
東京の文学散歩を思い立った昭和の…
終戦から間もない時代から
いま…令和のいま…残っていることに驚いた
時間の隔たりを忘れさせる
撮影:2022年5月8日
今との時間の隔たりを忘れさせる
撮影:2022年5月8日
何もかも(人の心も)この池の一角では皆昔と同じなのであろう
引用:『新東京文学散歩』野田宇太郎
四十年前と今との時間の隔たりを忘れさせる
何もかも(人の心も)この池の一角では皆昔と同じなのであろう
野田宇太郎の言葉が…
そのまま
令和のいまでも…通じてしまう
引用:『新東京文学散歩』野田宇太郎
野田宇太郎が…
東京の文学散歩を思い立った…のは
昭和二十五年十二月某日のことである
「文学散歩」の語は、野田宇太郎の創案になるもので、昭和26年「日本読書新聞」に「新東京文學散歩」を連載したことにはじまります。以来30余年にわたる「文学散歩」は、野田のライフワークとなりシリーズ全26巻が刊行されました。「文学散歩」は、実地踏査による文学の実証的研究書の先駆けであるばかりでなく、独自の優れた紀行文学でもあります。
引用:野田宇太郎文学資料館HP
宇太郎は…
上野の鷗外荘から出発して
露伴の谷中五重塔
鷗外の観潮楼
漱石の猫の家
そして
漱石の職場である東京大学まで歩く
この部分は…
『新東京文学散歩』の最初の=スタートの部分である
昭和25年=1950年だから
今から…70年くらい前である
宇太郎は…
三四郎池の見晴台を訪れ…
四十年前と今との時間の隔たりを忘れさせる
と書いているが…
私もまた…
宇太郎の…七十年前と今との時間の隔たりを忘れさせる…
そんな~思いになった
引用:『新東京文学散歩』野田宇太郎
三四郎池 見晴台 撮影:2022年5月8日
ここは昔四方四仏を安置したところらしく、
①その石の土台がベンチのような形で残っている
撮影:2022年5月8日
①その石の土台がベンチのような形で残っている
まさに…石のベンチ😍
②横に二尺四方位の真四角な古い石があり、その表に碑文が刻まれている。
撮影:2022年5月8日
②横に二尺四方位の真四角な古い石があり、
②横に二尺四方位の真四角な古い石があり、
㊟
1尺は約30センチ
2尺は約60センチ
撮影:2022年5月8日
②横に二尺四方位の真四角な古い石があり、
1メートルはないな~って大きさの石があった
たしかに❕真四角🔳だった
撮影:2022年5月8日
②横に二尺四方位の真四角な古い石があり、
その表に碑文が刻まれている。
まわりこんで見ると=👀=
漢字が刻まれていた
撮影:2022年5月8日
その表に碑文が刻まれている。
碑文
読めません

が❕
悔しいので
がんばって読んでみる(笑)
コンナコトをしてるから…
一向に…前に進まないんだな…😅
宇太郎が…
ここは昔四方四仏を安置したところらしく、
コー書いてくれているから~
四方四仏…のことが刻まれているのはわかった

東方・阿閦佛
南方・宝生
西方・無量寿
北方・不空成就
👆これは読めたゾ😅
(真ん中ヘン)
㊟四方四仏とは
①金光明経に説く四方の仏
東は阿閦(あしゅく)
南は宝相
西は無量寿
北は微妙声(みみょうしょう)
②密教の金剛・胎蔵両界の曼陀羅で、大日如来の四方にある仏。
金剛界で
阿閦(東)
宝生(南)
阿弥陀(西)
不空成就(北)
胎蔵界で
宝幢(東)
開敷華王(南)
無量寿(西)
天鼓雷音(北)
の称。
四方四仏
引用:広辞苑
撮影:2022年5月8日
その石の土台がベンチのような形で残っている
撮影:2022年5月8日
まるで
図書室の机のような石があった😍
引用:『新東京文学散歩』野田宇太郎
石のテーブルがあるのに…
③一人の学生が地べたの石に腰を下ろして、何か頼りにノートを調べている
撮影:2022年5月8日
学生は…
せっかくの石のベンチに座ってなかったんだね~
石のテーブルも使ってなかったんだろ~
撮影:2022年5月8日
③一人の学生が地べたの石に腰を下ろして
たぶん~🤔~
こんな場所だろう👆
イメージ画
③一人の学生が地べたの石に腰を下ろして、何か頼りにノートを調べている
👆こんなかんじ❔
④ふと、私は昔の学生の幸福をそこに発見したような心地がした
学生の幸福って
なんだか~わかるヨーナ気がした😁
撮影:2022年5月8日
私は…😁
図書室の机のような
石のテーブルを使った
実は…私…
図書室のデカい机が好きなんだ~

撮影:2022年5月8日
図書室の机のような石のテーブルに
パソコンを出した
電子ブックで
少し三四郎を読んでから~📖~
宇太郎の『新東京文学散歩』を読んで~📖~
ココの次は…
どのように歩こうか❓
考えたんだーーー🤔ーーー
この場で…歩く道順を
調べた

撮影:2022年5月8日
三四郎池を
見下ろしながら
『三四郎』を読む📖
宇太郎の『新東京文学散歩』の…
東京大学の三四郎池…の場面を読みながら📖
この後の…三四郎池のあとの文学散歩の
道順を計画立てる
学生ではないけれど…
なんとも
幸せな気分になった😁
一人の学生が地べたの石に腰を下ろして、何か頼りにノートを調べている。
一人の元学生が石のベンチに腰を下ろして、何か頼りにパソコンを調べている。
=つづく=
――2021年の…野田宇太郎・後追い「文学散歩」――
- 関連記事
-
-
≪挿絵≫のように「時計台が見える三四郎池」に行ってみた:「宇太郎」文学散歩㊿ 2022/09/10
-
谷中五重塔の看板が「お色直し」してキレイでした:「宇太郎」文学散歩㊾ 2022/09/08
-
小説『三四郎』の三四郎と美禰子の「ふたりっきりの池の場所」がスゴカッタ:「宇太郎」文学散歩㊽ 2022/05/29
-
夏目漱石の『三四郎』の「ふたりっきりで話した池の場所」はどこ❓:「宇太郎」文学散歩㊼ 2022/05/27
-
小泉八雲と三四郎池:「宇太郎」文学散歩㊻ 2022/05/22
-
三四郎池の見晴台の前は 険しい断崖である:「宇太郎」文学散歩㊻ 2022/05/20
-
「昭和」の宇太郎と同じように「令和」も安田講堂の『時計台』が見えた:「宇太郎」文学散歩㊺ 2022/05/18
-
図書室の机のような石のテーブルで読書する幸せ:「宇太郎」文学散歩㊹ 2022/05/16
-
宇太郎の『古文書』を解読しながら『探険ゴッコ❓』:「宇太郎」文学散歩㊸ 2022/05/13
-
「文学散歩」というより「東京大学-探険」:「宇太郎」文学散歩㊷ 2022/05/10
-
宇太郎の「追っかけ」をして東京大学の「石段」と「見晴台」を探す:「宇太郎」文学散歩㊶ 2022/05/09
-
「三四郎池」にこだわるワケ:「宇太郎」文学散歩㊵ 2022/04/29
-
アンコール・ワットで知った「三四郎池」で『三四郎』を読む贅沢:「宇太郎」文学散歩㊴ 2022/04/28
-
ビクビクしながら東京大学の「三四郎池」=右岸を歩いた:「宇太郎」文学散歩㊳ 2022/04/27
-
東京大学の「三四郎池」=左岸(左半分)を歩いてみた:「宇太郎」文学散歩㊲ 2022/04/26
-