はじめてのラオス旅行は2004年8月のことでした
。。。このブログで私は「旅のアルバム」を作りたいと思っています
タイ・チェンマイで
ラオス・ルアンパバーンまでのジョイントチケットを見つけ…
「神秘な」「未開な」国、というイメージのラオス旅行が
非常に、お手軽旅行となりました
◆チェンマイ(タイ)からルアンパバーン(ラオス)までのジョイントチケットの日程
(ツアー料金B1250 ★印が料金に含まれる)
①チェンマイ ゲストハウス10:15ピックアップ★
↓ ミニバス★
②チェンコーン ゲストハウス(1泊夕食・朝食付き)★
↓ 翌日8:30ピックアップ★
国境越えのボート(自分で払う)
③ファイサーイ 10:50 スローボート 出航★
↓
④パークベン 17:00着
↓ ゲストハウスは自分で探し、自分で支払う。波止場の近くにたくさんある。
翌日 9:00 スローボート出航 ★
⑤ルアンパバーン 17:00着
◆クルーズ前日
チェンマイのゲストハウスに、旅行会社の迎えの車が来ました
車はゲストハウスやホテルを何軒もまわり、ミニバスはお客でいっぱいになりました
お客でいっぱいになったミニバスは、ものすごいスピードでチェンコーンまで走りました
チェンコーンでは、みんな同じゲストハウスに泊まりました
メコン川沿いの、ゲストハウスからの眺めです
ラオスへ向かうボートがよく見えました
みんな、メコン川が見えるところに座って
ラオス行きのボートを
ラオスの川岸を
いつまでも眺めていました
タイのゲストハウスからの眺め
とても旅情をかきたてられる、ロケーションでした
◆ラオス入国
翌朝、ゲストハウスに旅行会社の迎えの車が来て
ラオスへの、渡し船乗り場まで送ってくれました
・・・至れり尽くせりデス
私はゲストハウスが作ってくれたランチを持って出発しました
ボートににて
タイ⇒ラオス、国境超えです
所用時間10分くらい
料金20バーツくらい
対岸のファイサイのイミグレで、タイ出国とラオス入国しました
ラオス側からタイを望む
対岸のタイへのボートが
ひっきりになしに、出航していました
ラオスに入国すると。。。。
そこからが・・・
やっぱり、ラオスでした
誰も案内をしてくれません
ルアンパバーンまでのボートはどこ?
でもキョロキョロしていると
なんとなく目があったラオス人が、指さしてくれます
外国人の行動は決まっているので
ルアンパバーン行きのボート乗り場を、教えてくれているようです
指さす方向に歩いて行くと、ボート乗り場に着きました
ルアンパバーン行きのボートは、2種類ありました
スピードボートとスローボートです
スピードボートは、1日でルアンプラバンまで着きます
スローボートは、2日かかります。
だから途中の街で1泊します
チェンマイから一緒だった人は
ファイサイで1泊する人
スピードボートでルアンパバーン行く人
そして
スローボートでルアンパバーンに行く人に分かれました
で
スローボートに乗ったのは、私ひとりでした
スローボートは、外国人ばっかりです
スローボートが出航しました
これから2日間のボートの旅が始まりました
ボートが出発してしばらくすると
家、建物
何にも見えなくなりました
見えるのは
ジャングルです
川の両岸、うっそうと茂るジャングルです
まったく人の手が入ってないことがわかります
人工のもの、ひとの気配
何にもありません
その景色が
何時間も続きました
何時間も、です・・
この旅が
なかなか良かったのです・・
何がある・・
というのではありません
というより
何もない??旅なのです
ボートの旅が何時間か過ぎ・・・
私は、なんとなくおかしい・・と思いました
10時ごろ出発して13時をすぎても
だれも
何も食べないのです
いつもガツガツ食べる白人が、です
へんだな・・と思いながら、
ゲストハウスが用意してくれたランチを食べ始めました
15時くらいでしょうか
それまでジャングルしか見えなかった川岸に
何か、見えました
人?テーブル?
メコン川の、ドライブイン?
入学式の受付で使うような、折りたたみ式の長机に
ポテトチップ やジュースが
バラ・バラ・とおいてあります
どうやら、売り物のようです
朝からずっと走り続けたボートが
長机の近くに停まりました
すると
白人たちが、競って下船しました
何しに下りるの?
何か面白いものでもあるのかしら?
と思って見ていると
白人たちはポテトチップを買っていました
ようやく、私は気がつきました
ランチを持って乗船していたのは、私だけだったのです
だから
だれも何も食べなかったのです
食べるものがなかったのですね~
私は、予約した旅行会社で言われました
ランチをゲストハウスで作ってもらうといいですよ
別料金ですが、作ってくれます・・・と
私は、近くに座っていたドイツ人に聞きましたなんで、ランチを持ってこなかったのかと
彼は、知らなかった、言いました
こんなに何にもないところだと
食べ物が手に入らないところだと
知らなかった、と
旅行会社からは、ランチのアドバイスがなかったようです
しばらくして
ボートが出発し
簡易ドライブインが見えなくなると
また
ジャングルばかりです
人どころか動物の気配すらしません
なんだか
漂流しているようなかんじです
15少年漂流記のような…
次に、人が作ったものが見えた時
そこは
今日宿泊する村(?)でした
もう、17時を過ぎていました
その日宿泊するパークベンの港
ボートを降りると
舗装されていない坂道がありました
その道が村のメインロードのようです
今夜泊まる場所を探さなければなりません
けっこう急な坂道を、荷物を持って歩きました
当然、車なんてありません
泊まるところがないと恐いので
気持ちは焦りました
でも・・
どこがゲストハウスかわかりません
HOTEL
なんて英語は書いてありませんから・・
キョロキョロしていると
ここでも手招きがありました
どうやらゲストハウスのようです
でも
「いくら?」というラオス語はわかりません
言葉は通じません
本当に・・
漂流して・・
知らない国に漂着した気分です
戸惑っていると
お金を見せられました
タイバーツです
タイバーツが使えるようです
人差し指を1本、立てます
・・・100バーツかな?
100バーツを出すと
うなずきました
で
部屋の鍵を渡してくれました
今夜泊まる部屋が見つかりホッとしたところで
今度は食べ物探しです
ランチを食べたきり、何も食べていません
食べ物を探しました
食べ物は簡単に見つかりました
これもタイバーツで払えました
おなかを満たしたところで
少し・・・お散歩
パークベンの街並み
ラオス人の晩ごはん・・・ちょうど食事時でした
家の作りが、外から丸見えなのです
軽いお散歩を終えると
ゲストハウス?に戻り
明日、すぐに出かけられるように準備して
リュックを手元に置いて
・・眠りました
◆クルーズ2日目
翌朝、ルアンパバーン行きのボートに乗船したときは、ホッとしました
この日の船旅も、昨日と同じでした
でもみんな昨日に懲りて
いろんな食べ物を持ち込んでいました
私もサンドウィッチとチャーハン2食を、用意しました
2日目のボート
パークベンが見えなくなると
また
ジャングルしか見えない世界になりました
不思議としゃべる人もなく
ボートのエンジン音だけが聞こえる
メコン川とジャングルだけが見える中を
何時間も過ごしました
何時間かボートは走り
人がいる?
と思ったら
ボートが川岸に着きました
どうやら
乗船する人がいるようです
民家かな?
子どもが川で遊んでいました
遊び?お母さんのお手伝い?
途中から乗船してきたラオス人の親子は
お弁当を持参していました
もち米なので
手で簡単に食べられます
興味津津でのぞいていたら
私にも、くれました

長いボートの旅にも
2日目は少し慣れて
1日目より不安も減りました
そして
17時くらいに
目的地、ルアンパバーンに到着しました
ルアンパバーンの眺め・メコン川
ルアンパバーン・カーン川
ルアンパバーンで
チェンコーンまで一緒だった日本人に会いました
彼はスピードボートに乗りました
スピードボートは
大変だったようです
とても怖かったそうです
とても座っていられる状態ではないようです
ずーっと中腰だったそうです
1日とは言え、何時間も、です
足、腰、腕・・
体のいたるところが痛くなったそうです
スピードボートは人には勧められない!と言いました(実際、事故も多いようです)
私のほうのスローボートは・・のんびりジャングルを眺められました
2日間、ボーとしていました
何にもない景色を
ただ眺めるだけ・・
乗客もほとんどしゃべりませんでした
普段、なかなか味わえない時間でした
とても印象に残る船旅でした
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