音楽というより演劇に近いのかもしれない=2021バースデーライブ⑳
- 2021/07/26
- 00:15
今年の自分のお誕生日に~ピアノを買ってから
~毎日~
弾いている❕
『ハノン』 作曲:ハノン
『ハノン』で基礎練習をチョロッとしてから~♫♫~
まず~手ならしに~
「夜明けのうた」
次に~
「冬の花」
「ハレルヤ」
「昇る太陽」
作詞・作曲:宮本浩次
指が動くようになったら
クラッシック
「エリーゼのために」 作曲:ベートーヴェン
「トルコ行進曲」 作曲:モーツアルト
ザッと通しで
右手だけでも~止まらずに弾き通す
そして・・・
「熱情」 作曲:ベートーヴェン
3楽章の頭⋯20小節くらい(笑)
「熱情」は
諸事情?によって…
時々…パスするのだけど…
2~3日弾かなかったダケで弾けなくなった😢
。。。。。
毎日
CD相手にセッションしている曲・・・
「夜明けのうた」
「冬の花」
「ハレルヤ」
「昇る太陽」
この4曲は
練習を始めた順で・・・
練習期間が1番短い~
「昇る太陽」
が1番サマにならない😢
もっと
パワフルに弾きたいのに
イマイチ
弱い…😢
もっと
パワフルに弾きたいっ❕❕
いつも~そう思いながらも
力不足が~
物足りない~
歯がゆい~
演奏だった
。。。。。
今年=2021年
バースデイコンサートの
アーカイブ配信でのセッション
「昇る太陽」🎶・・・
撮影:アルバム『宮本、独歩』 歌詞カードより引用
「昇る太陽」🎶は・・・
Doit!
Doit!
Doit!
Doit!baby
この~Doit!~が
4回続く
同じ歌詞&メロディーが
全部で3回ある
かなり
盛り上がる部分で
私も
調子よくのって
キーボードを
ガンガンたたく…イヤ…弾く…トコロ
ところが❕
。。。。。
今年=2021年
バースデイコンサートでの
「昇る太陽」🎶は・・・
「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」
この曲のあと…だったのですが・・・
「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」
の…間奏部分で
メンバー紹介がありました
メンバーひとりひとりのそばに駆けよって~跪いて~
名前を<何度も<叫ぶ
そんな~
思いっきり疲れそーな~メンバー紹介のあとで~
「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」
の後半部分がつづき
歌い終わったあと・・・
ステージの端から端まで
走り回って__
💦__

ありがとう
ありがとう
ステージから客席に乗り出して
叫んで・・・
そのあと・・・
ドラマーのそばに駆け寄り
一瞬
目を合わせたかと思うと・・・

間髪入れず

スティックが
1v2v3v4vたたかれ
ソレを合図に…
「昇る太陽」🎶スタート
「昇る太陽」🎶
は前奏のない曲なので・・・
スグ


歌🎶




つまり・・・
コンサートでは
「昇る太陽」🎶
歌う前から~
~

すでに
息がキレテイル…ワケです
「昇る太陽」🎶の盛り上がる部分・・・
Doit!
Doit!
Doit!
Doit!baby
この~Doit!~が・・・
私は…いつも
もっと
パワフルに弾きたいっ❕❕
そう思いながら
弾いている部分です
ところが❕
この部分…CDなら
4回~叫ぶような歌声が続くのですが~
コンサートでは
すでにかすれた声
しかも
4回声が出ないのです
4回どころか
1回しか~声が出ないトコロもありました
で・・・
宮本さんが歌っていないトコロで
いつものように
ガンガン弾くわけにはいきません......
私は・・・焦りました
どーーーしよーーー😢
どう弾いたらいいのぉ~❓
そのとき私は・・・
『練習』と同じように演奏してはいけない😲
ということに気づきました
テンポなどは・・・
本番と練習とは違ってくるコトも…多いです
でも・・・
そういうチガイではなく・・・
もっと根本的な
チ・ガ・イ

『練習』では弾けたのに…
今だって…
弾けないんじゃない
弾けるのに


弾いてはいけない❓
という・・・
キーボードの…🎹🎹…
音🎵が
ジャマ
なのです…


8ビートで…弾いていたのを…
♬♬♬♬
4ビートにし…
♫♫
さらに・・・
休符を入れて…
♩ 

最初…
コンサートを
生配信で聴いたトキは・・・
ドラムのパワーがイマイチ...❓
アルバム『宮本、独歩。』のドラムのほうが…
迫力あって好きだな・・・
そう感じたのですが~
実際
自分もセッションしてみると~
弾けないのです
たかが
折り畳みピアノの~キーボードでさえ~
音🎵が
ジャマ
で・・・

弾けないのです
そのとき
思いました

コノコンサートは・・・
コノ演奏は・・・
その場で
創っていく…
『場共生芸術』なんだ
。。。。。
私は・・・
青山教授の講義を思い出しました
『美学・芸術学研究』
著者:青山昌文
発行:2013年3月20日 第1刷
発行所:放送大学教育振興会
撮影:『美学・芸術学研究』 著者:青山昌文 p102より引用
『美学・芸術学研究』の第6章に
「場共生芸術」
――音楽・演劇――
というのがあって・・・
上演芸術は・・・
毎回毎回、作り上げてゆく芸術
「作り手」のみならず、聴衆や観客という「受け手」をも含む多くの人々が、
場を共有して、その具体的な、或る場において、或る一時を、共生することによって、
作り上げてゆく芸術
まさに❕
コレだっ❕
宮本さんは~環境や観客によって~歌い方がカワル
バンドマンは~宮本さんの歌い方によって~伴奏がカワル
多くの人々が
場を共有して
作り上げてゆく芸術
青山教授の言う…
『場共生芸術』だっ❕
さらに・・・
撮影:『美学・芸術学研究』 著者:青山昌文 p114~p115より引用
この『美学・芸術学研究』の第6章に
≪木六駄≫という『狂言』… のお話が出てきます
太郎冠者が
大雪の中
12頭の牛に荷物を載せて山道を行く…
降りしきる大雪の中で
牛が言うことを聞かない… 勝手に動きまわる
その時の太郎冠者の奮闘ぶりを演じる…
… という場面があって…
能楽堂… ですから
舞台の装置は… 簡素なつくりです
トーゼン… 牛もいないワケです
それなのに
青山先生は…
現実には舞台に全く登場していない牛を、まざまざと本当に舞台上に見たのです
こう言い…
実際には舞台にいないはずの牛が見えた… という
六世野村万蔵の演技だから、見えた… という
これが、舞台芸術の醍醐味です
・・・と言うのです
㊟太郎冠者=狂言では召使の筆頭
。。。。。
私は・・・
青山教授の講義を思い出したトキ・・・
さらに・・・
この… 牛の『狂言』の話… を読み返したトキ・・・
昨年=2020年の…
宮本浩次・楽曲との出会い=アルバム『ROMANCE』との出会い
を思い出しました
アルバム『ROMANCE』
失礼ながら…
この時まで
宮本浩次… という… シンガーを
知らなかった…
アルバム『ROMANCE』の収録曲は・・・
すでに有名な~
私も知っている~曲ばかりでした
それなのに・・・
他の人の歌では
見えなかった… 景色が
宮本浩次さんの歌🎶では…見えました
特に顕著だったのが・・・
「木綿のハンカチーフ」
作詞:松本隆 作曲:筒美京平
「喝采」
作詞:吉田旺 作曲:中村泰士
「あなた」
作詞・作曲:小坂明子
子どもの頃は…嫌いな歌だった
「木綿のハンカチーフ」
ヤナ女…
歌の中の女性が…ヤナ女で
聴くとムカツクので
キライな歌だったのに~
その~男性のやさしさに
涙が出てきた
「喝采」
この曲は・・・
歌い終わったら
この人死んじゃうんじゃない
そう~思うくらい~悲しい歌だったのに~
強い歌に感じられた
「あなた」
この曲では・・・
ストーリーが頭をよぎった
小坂「あなた」では… 思いもよらなかった
悲恋ストーリーが
宮本「あなた」では… できあがってしまった
『歌』… というより
『演劇』に近い❓
『歌手』~とか~ 『シンガー』を超えた
『芸術家』❔…なのかもしれない
そう~思ったのでした
――『歌』の印象が変わった『ブログ』――
=つづく=
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