ダイビングのインストラクターとガイドの仕事の話:メキシコのダイビング・キャンプ2日目
- 2021/07/15
- 00:05
リクレーション・ダイビングの
プロの仕事は
2通りあります
1つ目は
海を案内するガイドの仕事
=ダイブマスター(DM)の資格
2つ目は
潜るためのスキルを指導&フォローする仕事
=インストラクター資格
私は…
レスキューダイバーの講習を
オーストラリア・グレートバリアリーフで受けました
ダイブマスター(DM)の前の講習…にあたります
この講習を受けた後で
ナゼカ~❓~
ダイビング・トラブル
ダイビング・事故に
続けざまに❕❕
遭遇してしまったのです
ダイビング・トラブル
というのは・・・
前回も書いた
エア切れの件
当時は
自分の器材だったので~
私は
「オクトパス 」を持っていなかったのです
「オクトパス」というのは
エア切れになった他人にエアをあげるための予備の器具です
つまり・・・
人のためのものだし~
値段も高いし~
荷物が重くなるし~
トイウコトで
私は~自分の器材に
「オクトパス」を取り付けてナカッタのです
そこへ
エア切れに遭遇😲
で…バディブリージングになったワケです
ま…反省して
下船したら🚤



すぐに



「オクトパス」を購入しましたっ
※バディブリージングとは
エア切れになった時、一緒に潜っている人の呼吸する器具(セカンドステージ)を交互に使用して、1本のタンクから2人で呼吸する方法のこと。つまり、呼吸する器具が1個しかないので、相手が呼吸している間、自分は呼吸がデキナイってこと。
オクトパス(2個目の呼吸する器具)の装着が常識となった現在では、バディブリージングの必要性はかなり減少している。
だから~マジ・バディブリージングの経験は~後のインストラクターとしては~かえって貴重な経験だったかも知れない(苦笑)
ブログ:エア切れの話👇
ダイビング・事故とは・・・
コレはかなりデカイ…死亡事故で・・・
オーストラリアの新聞にも載ったような事故でした
それは
4日間のダイビング・クルーズでの事故でした
ただ・・・事故といっても
ボート・スタッフが
仕事の空き時間に
ひとりで潜りに行って
帰ってこなかった…という事故です
つまり・・・行方不明
2日間
捜索がつづき・・・
我々ダイバーは
海上ボートに…軟禁状態❔でした
事故現場から移動することが
デキナカッタからです
海から
空から
捜索がつづきました
。。。。。
レスキュー・ダイバーの講習を受けた後で
ダイビング・トラブル
ダイビング・事故に
続けざまに❕❕
遭遇してしまったった私は・・・
自分のダイビング・スキルの
未熟さと無力さ
に気づきました
これから
ずっとダイビングを続けるにあたって~
安全に楽しいダイビングを続けるためには~
もっとダイビング・スキルを向上させないと
キケンだ⚠
そう思ったのです
で・・・
翌年
ダイブマスター(DM)=プロの資格・ガイドの資格
を取得しました
コレで❕
私は…自分のスキル向上のためのダイビング講習を
終了する🈡

つもりでした
ところが❕
ダイブマスター(DM)の資格を取得した時・・・
それまで~何度か私を指導してくれた
インストラクターが
私に言いました
のりちゃんはセンセだから
インストラクターになったほうがいいと思うよ
たぶんインストラクターの仕事が
おもしろいと思う…
彼はそう言いました
インストラクターは…『教える』資格です
『教える』部分が…教師と同じなのです
彼のアドバイスで
私は…さらに…インストラクターを目指すことにしたのです
私にアドバイスしてくれたインストラクターは・・・
当時~まだ22歳~23歳くらいの
若い男性でしたが~
彼のアドバイスを
今でも
私はとても感謝しています
彼との出会いも
とてもラッキーな出会いだったと思っています
。。。。。
海を案内するガイドの仕事は・・・
ハジメテの海では
インストラクターでもデキナイ
でも・・・
ハジメテの海でも
インストラクターなら
デキルコトがあります
ソレは・・・
初心者ダイバーや
トラブル・ダイバーの
フォローです
モチロン
インストラクターでなくても
できるコトですが~
インストラクターの訓練そのものが
初心者にダイビング・スキルを教える
トラブルに遭ったトキの対応方法を教える
そういう訓練なので
インストラクターは
他人に対してフォローするのに慣れているのです
ですから・・・
メキシコ・ラパス沖での
El Bajo
ダイビング
メキシコ・ラパス初めての
我々と同じ~単なる客であった
ダイビング・ショップ経営の社長さんは~
まるでスタッフのように
日本人ダイバーのフォローに徹していました
⇩El Bajo
この日の
ダイビング・メンバーは・・・
メンバー・・・7名のグループ
メキシコ人ガイド=1人
社長さんご夫妻=2人
日本人カップル=2人
日本人女性2人(含・のりちゃん)=2人
チーム「ハンマーヘッド・シャーク」
デス❕
チーム「ハンマーヘッド・シャーク」の位置取り
最初…1番ウシロにいた=ひとり参加の女子を
自分の近くの「位置取り」に指示したのも
社長さんでした
案の定・・・
海は『流れ』があり
泳ぎづらくなりました
社長さんは
女子と
カップル女子&カップル男子の残圧を聞いて・・・
そして・・・
女子と手をつなぎました
女子のエアがなくなったら・・・
我々全員のダイビング終了になります
少しフォローしてあげることで
女子のエアが長持ちすれば~
我々チームの
ダイビング時間が延びる=楽しみが増える
コトにつながります
自分は速く泳げる

そういう態度で~
周りを見ないで~
自分勝手に行動すると~
チーム全体が
そして
結局…自分が損するコトになるのです
ダイビングは
チームの遊び…なのです
ボートに戻ってから・・・
社長さんは…小声で…言いました
ガイドは
コンパスを見て
ハンマーヘッドを探すのに
集中してくれればイイヨっ
日本人ダイバーのメンドーは
俺がみるからさっ(笑)
そうなのです



ハンマーヘッドをみつける力は
いつも潜っている
ガイドにはかないません
そして
どちらの方向に泳いで移動するか❓
(=コンパスを見るコト)
コレも
ボートのキャプテンとの打ち合わせがあるハズですから
我々にはわかりません
で・・・
我々インストラクターは
デキルコトを手伝うコトで
ガイドにしかデキナイことに
全力集中してもらって
ハンマーヘッド・シャークを見る=👀🦈=
ダイビングを思いっきり楽しむ💛

コレを
社長さんは目指して
実行したのでした
コノトキの社長さんの行動は・・・
私の~コレ以降のダイビングの仕方の
大いに💡
参考になりました
。。。。。
メキシコ・ラパスでの
ハンマーヘッド・ダイビング
ダイビング後のお話の~つづき~でしたが~
ナゼカ~❓~まだつづきます(笑)
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