家計簿㊾:最終章⑴『自立』には『経済的自立』が大事
- 2021/01/19
- 00:05
自由に生きる
これが私の
子供の頃からの
人生の目標
でした
私は末っ子だったので・・・
家族の力関係の変化で
自分の生活が変わることに気づかされました
同じ家に住んでいても・・・
家族構成の変化によって
自分の生活が変わるのです
私は・・・
人に影響されない生活がしたい
そう~強く願うようになりました
そんなときに出会ったのが
この本
『シンデレラ・コンプレックス』でした
『シンデレラ・コンプレックス』
著者=コレット・ダウリング
訳者=木村治美
1984年=第1刷発行
1986年=第6刷発行
発行所=株式会社三笠書房
この本のタイトルは
次のような意味です。
女性の前進をはばんでいるのは、他者によって守られていたいという心理的依存状態です。わたしはこれを“シンデレラ・コンプレックス”と名づけました。
(中略)
シンデレラのように、女性はひたすら待ち続けているのです、自分の人生を一変してくれる救いの王子様を。
『シンデレラ・コンプレックス』p36
この本では・・・
結婚が多くの女性にとって、『自立』から逃げる道だ
と書かれていました(ちょっと乱暴ですけど~)
多くの女性が、未だに結婚を一種の安全地帯とみなしているということです。夫を選ぶときに、彼女らは自分を守る王子様を、彼女らが自分で責任をとらないですむように保護してくれる人を、探しているのです
『シンデレラ・コンプレックス』p166-p167
私の場合・・・
親に保護されているコトも
結婚で保護されるのと同じだ
と思いました
男でも女でも、基本的に一人であることに耐え得るかどうかということに関係があります。つまり、人に頼らず自分の足で立ち、自分の考えを発展させ、その人自身の人生観を持てるかどうかなのです。
『シンデレラ・コンプレックス』p172-173
自由や自立は決して他人から奪い取るものではない、社会一般から、まして男性から奪い取るものではないことをわたしは学びました。それは、努力して心の中に育てていくものです。それを手に入れるためには、わたしたち女性が、まるで松葉杖のように長年すがりついてきた依存心を捨てなければならないでしょう。
『シンデレラ・コンプレックス』p254
私は思いました
『自由に生きる』ことを望むなら・・・
現状から抜けだしたいのなら・・・
シンデレラのように
王子様が連れ出してくれるのを待っていてはいけない
自分から、自分の足で、自ら
『自立』して出て行かなければならない
私は~そう思いました
けれど・・・
自由に生きるためには
『自立』しなくてはならない
じゃあ・・・『自立』って何❓
『シンデレラ・コンプレックス』を読んだ後・・・
私は
『自立』についての本~を読み漁りました
で・・・
私の中にストンと落ちたのが
次のような文章でした
残念ながら
誰の本だったか
覚えていません
てっきり
『シンデレラ・コンプレックス』に書かれた文章だと思い込んでいたのですが~
読み返してみて
ありませんでした(笑)
覚えているかぎり
書いてみます
『自立』とは3つの『自立』がある
『精神的自立』
『経済的自立』
『生活的自立』
3つの『自立』ができて
はじめて『自立』といえる
『自立』というと
『精神的自立』ばかりクローズアップされるが
それだけでは『自立』といえない
例えば
結婚した女性が毎日の家事に追われ
夫の奴隷となって自分の自由を奪われた気になる
自由に生きたい
『自立』したい
そう思って離婚する
するとたちまち…経済的に困る
生活費を稼ぐために仕事をしなくてはならない
でも
自分のやりたい仕事はなかなかできない
仕方なく意に沿わない仕事をすることになる
すると・・・今度は仕事の奴隷になる
自由を求めて離婚したのに
もっと不自由な生活になる
だから
『自立』して自由を得るためには
『経済的自立』が大事である
しかし
『経済的自立』『精神的自立』ができているからといって
『自立』した人間である~とはいえない
大企業の社長さんとか
仕事面や精神的な面では申し分ない立派な方でも
奥さんが亡くなったら
自分の下着や靴下の場所がわからない
こういう『生活的自立』ができていない人は
『自立』した人間とはいえない…と私は思う
たしかに…
大企業の社長さんのくだりは
いかにも日本人的で(笑)
アメリカ人のコレット・ダウリングの意見っぽくはないです
とにかく
私は・・・
これらの『自立』に関する本📖を読んで・・・
『経済的自立』が
自由に生きるために
絶対に必要なことだ
そう~思いました
そのときの私は・・・
『生活的自立』は~ナントナク「できている」と思ったし~
『精神的自立』は~まだ未完成かもしれないけれど「できる」と思いました
で・・・
できるかどうか~わからない不安な『自立』が
『経済的自立』だったのです
『経済的自立』に関しては・・・
結婚だけでなく
親子でも~
経済的に依存していると
親の意向に左右されると思いました
実際に・・・
私が大学に合格して
大学進学を希望した時・・・
お金がない
母は~そう言って
大学進学をあきらめさせようとしました
私に
父が作ってくれた銀行口座と
自分で貯めた銀行預金がなかったら・・・
私は大学進学をあきらめなければ
ならなかったでしょう
ブログ:
ブログ:家計簿❽:銀行預金で叶えた希望
そのときの思いが・・・
苦い思いが・・・
大学時代の~私に
初めて~ひとり暮らしをはじめた私に・・・
『家計簿』をつけさせました
ブログ:
単に
自分がつけている『家計簿』の記録&紹介~のつもりで
書き始めたブログ記事だったのですが・・・
思いがけない
大きなテーマにつながっているコトに
改めて
自分が気づかされました
だから・・・
こんなに長くなったんだ・・・
=つづく=
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