日本語ゲーム(日本語キャンプ)の話
- 2010/07/17
- 23:48
日本語キャンプ2日目
朝食後
「日本語ゲーム」をしました
4人の日本人の先生が
それぞれ2つのゲームを担当します
日本人の先生だけでは大変なので
2年生と3年生の、お手伝いの参加者が
助手をしてくれます
学生も4つのグループに分かれ
4人の先生のところをまわります
1ゲーム15分間です
私の担当は
「助詞入れゲーム」と「数字読みゲーム」でした
まず「助詞入れゲーム」
問題が地面に置いてあります
少し離れたところに
「を」「の」「は」などの助詞のカードが大量に置いてあります
それを問題のところまで持ってきて
正しい助詞を入れるというゲームです
□のところに「助詞カード」を置きます
時間をかけると
成績のいい学生が1人でやってしまい
面白くないので
私は時間を制限しました
1回戦、6問、3分間
それを全部で3回戦やります
全部で18問
ストップウォッチで時間を計り
「ヨーイ」
「スタート」の合図はホイッスルです
このような
ゲーム内容やルールの説明は
私からは1年生に説明することはできないので(言葉の壁?)
3年生の助手の学生が説明してくれました
彼は授業の時はいつも
まわりの学生からお世話をしてもらっている学生なのですが
サスガ
「一応3年間」日本語を勉強しただけあって
1年生の中にいると頼もしかったです(笑)
助詞カードを置いた場所は
近いと言っても少し離れたところに置いたので
何往復もすると
けっこう走ります
走らされた学生は
ハアハアいっていました(笑)
これが問題です
( )の中に助詞カードを入れます
①これ( )自動車( )雑誌です
②毎朝6時( )起きます
③タクシー( )うち( )帰ります
④3月25日( )家族( )日本( )来ました
⑤駅( )新聞( )読みます
⑥カリナさん( )花( )もらいました
ゲームが終了すると
学生はダンスをしました
2つめのゲームは「数字読みゲーム」です
学生を1列に並ばせました
前から順に「ひとり1問ずつ」言います
問題を言うのは、私です
少し離れたところにある木の下に
数字が書かれたカードが置いてあります
自分の問題の「数字」を取ってくるゲームです
問題は
「4人」「5日」「8日」「1月」「7月」「10才」「6050」「20日」「10900」「9月」「5つ」「4日」「8つ」「1才」「6500」
などなど
全部で20問です
もちろん
「よにん」「いつか」「ようか」「いちがつ」「しちがつ」・・・・と読みます
学生は「ようか」と問題をだされると
「8日」というカードを持ってくるのです
学生が持ってきたカードの
正しいか間違っているかの判定を
3年生の助手の学生にさせたのですが
ナント
でもゲームが終了するころには
彼も間違えなくなり・・・
このゲームは3年生の彼に
しかし・・・
私はこのゲームの準備をしながら
なぜなら
なんだって日本語の数字は
例えば「8月1日」
「いちにち」と言っても間違いではないけれど
やっぱり「ついたち」と言わないとしっくりこない
1個は「いちこ」ではなく「いっこ」と言わないといけないし
でも1時は「いちじ」でいいし~
「1」=「いち」だけでも何通りも読み方がある
「ようか」だの「はたち」だの「はつか」だのって
日本人に日本語を教えていたころは
疑問に思わなかったけれど
外国人に日本語を教えるようになると
思わず
しかも「数字!」「数字!!」が!!!
単純であるべき数字がこんなに複雑だなんて。。。ヒドイ。。
日本語を勉強しているみなさん
えらい。。。デス
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