スピーチコンテスト⑤(ゼスチャー指導)の話
- 2010/02/28
- 00:29
スピーチコンテストの練習日程が
「先輩先生」から発表されました
最初の週は
学生は
各担当の先生と練習する
翌週の木曜日に
日本人の先生4人の前で全員がスピーチをする(1回目)
というものでした
1回目の木曜日に日本人教師全員で
それぞれの学生の
練習の進捗状況をチェックするのです
その時までに
担当者(日本人教師)は
ゼスチャーも入れた原稿を
学生に覚えさせる
というのです
そして
その次の週(本番の週)
学生は
担当ではない先生と1日ずつ練習する
本番2日前の木曜日にもう1度
4人の日本人の先生の前でスピーチをする(2回目)
Mちゃんは最初
ゼスチャーを入れるのをいやがりました
覚えるだけで精一杯だったのです
だから
私は最初の週はゼスチャーを入れませんでした
Mちゃんが原稿を半分以上覚えた次の週から
少しずつ入れました
Mちゃんと相談しながら
Mちゃんが負担にならない程度のゼスチャーを入れました
ゼスチャーを入れてみて
Mちゃんが言いにくそうだったら
そのゼスチャーは入れるのをやめました
ゼスチャーを入れることに決定した言葉は
黄色に塗り
新しく「黄色」を加えた原稿を
次の日、渡しました
(「スピーチコンテスト④」に「原稿の写真」があります)
1回目の全員練習の木曜日
Mちゃんの原稿には
ゼスチャーが10個くらい入っていました
ところが・・・
「先輩先生」はゼスチャーを重視する人でした
ゼスチャーがないとスピーチではない、と言いました
1回目の木曜日
練習を始める前に
全員の学生に
「ゼスチャーがないと点はありません!!」
と言いました
・・・
ゼスチャーを入れることで
日本語の発音はどうしてもヘンになります
日本人に理解できるような日本語の発音をするほうが
ゼスチャーより大切だと
私は思うのですが・・・
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