FC2ブログ

記事一覧

聴解・会話「道案内の仕方」の授業報告の話

・・たまには日本語教師っぽい記事を書かないと・・

3年生の聴解・会話の授業で
道案内の言い方を学習した

現在使用している教科書は
「絵とタスクで学ぶにほんご」凡人社
16課に
「どういきますか」というページがある

学生が混乱していたのは
「と」と「て」の使い方
「まっすぐ行くと(  )があります」
「まっすぐ行って(  )に曲がります」

学生は
「まっすぐ行くと右に曲がります」
「まっすぐ行って銀行があります」
としてしまう

ホワイトボードに道を書き
道に
「横断歩道」「信号」「橋」
「銀行」「図書館」「交番」などを張り付けて練習した
張り付ける形式にすると
何回も使い回しができるので便利
全員に違う課題をその場で与えられる

教科書の地図を使った練習では・・
教科書に地図があるが
「これは何屋?」
「ここを曲がって」
と言っても全員にわからない
だから
教科書の絵を拡大して書き
それをホワイトボードにはって練習した

A4、6枚分の大きさ 課題は交番からお店までの道案内をする



部分的に練習したあとで
ハンドアウトで「長い説明」を練習した

道案内練習用のハンドアウト A・B・C・Dさんの家までを道案内する



たとえばAさんの家はこうなる
「駅の北口を出ます。まっすぐ歩きます。2つ目の信号を右に曲がります。少し行くと左に郵便局があります。郵便局の隣がAさんの家です。」

この学習では
N先生からおみやげにもらった
人形のキーホルダーが役に立った



教室の前のホワイトボードに
ハンドアウトと同じものを書く
そして
学生が道案内を言う
私はこの人形を進ませる
学生が言う通りに人形を進ませる
学生が間違えた通りに人形も進む

Bさんの家は少し難しい
南口を出て・・歩いて・・曲がるのは「左」である

またしてもこの人形が活躍した
実はこの人形
手が動くのである



人形の片手をあげて
「これは右ですか、左ですか」と聞く
もちろん右手
で、
右手を挙げたままで進ませる
学生が
「角を右に曲がります」
と言うと手をあげている右に曲がる
これは間違い(Bさんの家ですから)
「右み曲がる」と言った学生はあわてた

教科書では
この課の学習の仕上げの課題として
「えきからうちまでのちずをかいて、せつめいしましょう」
というのがある。
これはつまらない
なぜなら最寄駅なんてこの街に1つしかないし
学生は大学の寮に住んでいるのだから
みんな同じになってしまう

だから
仮想自宅を作った

仮想自宅の地図 赤い部分が駅



全員分
「違う家」を用意し
くじで「自分の家」を決めた

駅から「仮想自宅」までの説明を考え
そして授業で発表した
授業ではハンドアウトを見てもよい

そして中間テスト
駅から自分の家までの道案内を言うのが
中間テストの口頭テスト
私が別に用意した地図を見ながら
家までの道順を説明する
自分のハンドアウトは見てはいけない

テスト結果
助詞の間違い程度はあったが
自宅にたどり着けない「ヒドイ説明」はなかった 
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム

プロフィール

のりちゃん

Author:のりちゃん
Yahoo!ブログから引っ越してきました

アルバム

のりちゃんブログランキング

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

カテゴリ

カレンダー

07 | 2022/08 | 09
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -