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のりちゃんの東京文学散歩=上野の森鷗外邸から谷中墓地まで


ようやく東京文学散歩のスタート地点に到着しました




上野花園町の森鷗外邸


私は…
野田宇太郎の「新東京散歩」を読みながら
その跡をたどる東京文学散歩をはじめました

野田宇太郎は
近代文学の足跡を求めて
新しい、東京の、文学散歩を思い立ちました

そして…
近代文学を興した人物として森鷗外を選び、森鷗外邸から文学散歩をはじめたのでした


まさか、その時の森鴎外の旧居が残っているとは思わなかったので
森鷗外邸を探し当てたときは
感動でした

大正12年の関東大震災にも難を脱れ、今度の戦災からも免れたが(中略)
私の探し求めた60年前の11番地は、現在近藤金八朗という人の屋敷で、最早旧森邸の形影があろう筈もなかった。
(野田宇太郎「新東京文学散歩」より)

野田宇太郎が「新東京文学散歩」をはじめたのは、昭和25年12月のことですから…(笑)



精養軒

上野公園の道を登った。
上田敏や鷗外の青楊会をはじめ多くの会合のあった精養軒前を過ぎて、
(野田宇太郎「新東京文学散歩」より)

このように書いてあったので
その通りに歩きました(笑)


精養軒

精養軒こそ…当時の面影のカケラもないんでしょうねぇ…(笑)


東照宮

さきほど来た、東照宮を通り…


国立博物館


東京芸大


図書館?

東照宮、、戦後大きく拡張された動物園、国立博物館、上野図書館、寛永寺前、旧音楽学校の東京芸術大学裏をすぎて、桜木町から谷中道へと歩いてゆく。谷中天王寺への面影を辿るために、私の選んだ道順である。
(野田宇太郎「新東京文学散歩」より)

一応…ナントナク…似たような場所を歩いたように思います(笑)



寛永寺前

寛永寺前まで歩くと…東京スカイツリーが見えました


寛永寺前

数年前
山岡荘八の「徳川慶喜」を読んだとき…
キョーレツに感激しました


徳川慶喜さんて…ナンテ立派な人だったんだろう


そう思い…お墓があるという…寛永寺のこの辺まで来てみたのですが…
徳川家のお墓は立ち入り禁止でした(笑…アタリマエですよね…)


谷中墓地

寛永寺から谷中墓地まで歩きました


谷中墓地

墓地内を…幸田露伴の「五重塔」をめざしてブラブラ歩くと…


徳川慶喜公墓所の案内

ナント…徳川慶喜公の墓所の案内が
しっかり立っているではありませんか


徳川慶喜公墓所

けっこう…次から次へと訪れる人がいました


徳川慶喜公墓所

この方がいなかったら…
日本も「清」のようにアヘンを売りつけられたり
植民地になったりしたのでしょう…

けっして表舞台に登場しなかった…
それでいて、近代日本を救った…立派な政治家だと思いました

野田宇太郎の「新東京文学散歩」には
「徳川慶喜公の墓所」にはまったくふれてないのですが…
私の寄り道です(笑)







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